Loading...
国際ブランド

Diners Club(ダイナースクラブ)の特徴を徹底分析

Diners Club(ダイナースクラブ)の特徴を徹底分析

ダイナースクラブ

Diners Club (ダイナースクラブ)は、アメリカ合衆国を中心に世界で展開する高級路線の国際ブランドです。

国際的なシェアは、第6位のため決してプライオリティは高くはありませんが、ステータスカードとしてAMERICAN EXPRESSと並ぶクオリティを誇ります。

日本国内ではJCBと提携しているため、使い勝手もよく、実用性の面で不足を感じることは少ないはずです。


ダイナースクラブカードは、アメリカン・エキスプレスと双璧をなすステータスカードとしても有名です。



その理由の一つに、入会資格の基準の高さが挙げられます。

また、比較的審査基準が厳しいこともその価値を維持する要因の一つとなっています。


その他のクレジットカードとは一線を画す、高いステータス性を持つカードとして富裕層を中心に人気を集めています。



Diners Clubの会社概要

会社名 Diners Club International Ltd
本社所在地アメリカ合衆国ニューヨーク市
設立1950年
利用可能な国と地域185ヶ国以上
世界加盟店数2,600万店以上
会員数600万人以上

会社名の「Diners」は「食事・正餐をする人達」を語源に持ちます。

創業者のマクナマラは、ニューヨークのレストランで食事を終えた後、財布を持参していなかったことに気づき、自宅に連絡をして現金を持ってきてもらうという経験が設立の動機であると言われています。

『ツケで食事ができるクラブ』をコンセプトに、カードさえあれば誰でも食事が出来るクラブが由来となっています。


利用可能な国と地域は185ヶ国以上、全世界の加盟店数は2,600万店以上を誇ります。


特にアメリカでは、クレジットカードにステータスを求める傾向があるため、ダイナースカードは都市部の富裕層を中心に人気を集めています。


かつて、ダイナースクラブの入会資格は、年齢33歳以上、持ち家、勤続年数10年以上などを原則としていました。

また、中堅企業以上の経営者や役員、大企業の管理職、医師、弁護士、大学教授などといった高いステータスを有する人を対象としていました。


つまり、高い社会属性を持つ人達のクラブというコンセプトにより生まれたブランドでした。


そのため、新規入会においても、その他のカードとは違い、既存会員からの紹介を重視していました。

そして、アクワイアラが開拓する加盟店も、グレードの高い高級店が多いという特徴があります。


現在では、入会資格は以前よりも緩やかになっていますが、それでも高い水準を要求されます。

一般的に、世帯年収400万円以上が目安となっているようです。


Diners Clubの歴史

  • 1950年 … アメリカ合衆国ニューヨーク市で実業家マクナマラと友人の弁護士シュナイダーによって設立される。
  • 1960年 … 日本ダイナースクラブを日本交通公社(現:ジェイティービー)と富士銀行(現:みずほ銀行)が共同で設立される。
  • 2000年 … シティコープ(現シティグループ)によって買収される。
  • 2008年 … シティグループからディスカバー・フィナンシャル・サービシスに売却される。(日本ではシティバンク銀行が運営を続ける。)
  • 2015年 … 三井住友信託銀行がシティグループから買収。
  • 2016年 … 5月16日、三井住友信託銀行と三井住友トラストクラブが提携し、クレジットカードの発行を開始。

ダイナースクラブは、クレジットカード会社の草分けとして紹介されることもありますが、実際にはそれ以前にもクレジットカードを発行した企業は多数存在します。

アメリカのクレジットカードの歴史は、150年以上も前に遡ることができます。


また、日本のダイナースクラブは、世界で最初の汎用クレジットカードとして、プラスチックカードを発行したとする逸話が人口に膾炙されています。

しかしながら、実際はアメリカの銀行系クレジットカードや石油会社のカードなどが、既にプラスチック化を果たしていたことが確認されています。


そのため、日本のダイナースが世界最初のプラスチックカードを発行したと言う俗説は誤りであると言えます。


ダイナースクラブは、2000年にシティコープによって買収され、2008年にはシティコープからディスカバー・フィナンシャル・サービシスに売却されています。

現在、ダイナースクラブインターナショナルは、新興のディスカバーグループの傘下に入っています。


アメリカ本国では、ディスカバーに買収されたこともあり、人気に陰りが出ていると言われています。


日本におけるDiners Clubの歴史

1960年、日本交通公社(現:ジェイティービー)と富士銀行(現:みずほ銀行)が共同で日本ダイナースクラブを設立しました。

2000年には、本家のダイナースクラブと同様にシティコープ(現:シティグループ)によって買収されました。この時、「シティコープダイナースクラブジャパン」に社名を変更しています。

2004年、会社分割し、シティバンク銀行が事業を承継しました。


日本のダイナースクラブは、2015年に三井住友信託銀行がシティグループから買収しています。

現在、ダイナースクラブに関する事業は、三井住友トラストクラブ株式会社(旧・シティカードジャパン)が行っています。


Diners Clubのロゴ

Diners Club 旧ロゴ Diners Club 新ロゴ

左側の古いロゴは、濃い青色を基調としており、フォントにはTimes Italicが採用されていました。


2015年頃にリニューアルされた右側の新しいロゴでは、マークの色味が薄くなり、青色の領域が短くなっています。

また、文字のフォントも変更され、頭文字だけ大文字のInternationalから、全て大文字のINTERNATIONALに切り替わっていることが分かります。


このように、全体的にモダンな印象を受けるロゴデザインに切り替わっています。


Diners Clubの特徴

日本のDiners Clubは、プラスチック製のクレジットカードの発行を初めて行ったブランドとして知られています。

主に富裕層を中心に顧客を広げていたため、高いステータスを誇るクレジットカードの代名詞的存在です。


かつては、入会資格として高い基準が設けられていたため、高収入で社会的信用の高い顧客(目安として年収500万円以上)のみをターゲットとしていました。

現在では、その基準も低くなったと言われており、「年齢27歳以上」で一定の条件を満たす方(目安として世帯年収400万円以上)であれば、カードが発行されると言われています。


ダイナースクラブは、その起源である「グルメ」にまつわる様ざまなサービスに強いことに定評があります。

現在では、「グルメ」だけでなく「トラベル」・「エンタテイメント」・「ゴルフ」の分野においても質の高いサービスを提供しています。

ステータスカードと呼ぶに相応しい存在感を示す一枚だと言えるでしょう。


同じくステータスカードであるAMERICAN EXPRESSカードは、若年層からも幅広く人気を集めていますが、Diners Clubカードは、比較的年配層に支持される傾向があるようです。

アメックスに比べて地味で落ち着いた印象があることが、その理由の一つと言えるかもしれません。


また、使い勝手はあまりよくないイメージがありますが、国内ではJCBと提携しているため、JCBカードが使える店舗であれば多くのケースで使用できます。

ただし、まだまだ利用できない店舗もあるため、利便性の面で見た場合は、VISAやMasterCardに後れを取るのが実情です。


海外利用においては、本国のアメリカではその実力を発揮するものの、アジアやヨーロッパなどその他の地域では使えない店舗も多く、使い勝手は決してよいとは言えません。

ヨーロッパでの利用であれば、AMERICAN EXPRESSの方が優勢だと言えます。


日本のDiners Club 発行会社

下表では、Diners Clubと提携している企業をまとめています。


オーデマ・ピゲオーデマ ピゲ ダイナースクラブ プレミアムカード
現在、申し込みは停止
BMWBMW ダイナースカード
BMW プレミアム ダイナースカード
ジャガージャガー・ダイナースクラブ プレミアムカード
デルタ航空デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
ユナイテッド航空MileagePlus ダイナースクラブカード
MileagePlus ダイナースクラブファースト
全日本空輸ANAダイナースカード
ANAダイナース プレミアムカード
日本航空JALダイナースカード
京銀カードサービス株式会社京銀ダイナースカード

グレードで見るDiners Clubカードの種類

ダイナースのプロパーカードは以下の2種類です。


  • ダイナースクラブカード
  • ダイナースクラブ プレミアムカード

ダイナースクラブカード

利用金額に一律の制限を設けていないクレジットカードで、貯まったポイントの有効期限はないので、自分のタイミングで使用することが出来ます。

グレードは他社におけるゴールドカードかそれ以上に相当するとされています。


ダイナースクラブカード
初年度年会費年会費 2年目以降
ダイナースクラブカード22,000円(税抜)
23,760円(税込)
22,000円(税抜)
23,760円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
0.400% ~ 0.416%
5,000円+消費税
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高5,000円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
最高1億円の国内旅行傷害保険。国内外600ヶ所以上の空港ラウンジ無料付帯のステータスカード。

ダイナースクラブ プレミアムカード

ダイナースクラブ プレミアムカードは、インビテーション(招待)がないと入会できないクレジットカードです。

グレード的にはブラックカードに相当し、AMERICAN EXPRESSカードの「センチュリオンカード」と並びクレジットカードの最高峰として知られています。


ダイナースクラブ プレミアムカード
初年度年会費年会費 2年目以降
ダイナースクラブ プレミアムカード130,000円(税抜)
140,400円(税込)
130,000円(税抜)
140,400円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
0.5%
無料
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高1億円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
ブラックカードと称される最高峰のラグジュアリー・カード。一流コンシェルジュが特別な旅を演出。

Diners Clubの提携カード

ダイナースクラブが自社で発行するプロパーカードの他に、他社との提携により発行される提携カードがあります。

代表的な提携カードを以下にまとめました。


ANAダイナースカード
初年度年会費年会費 2年目以降
ANAダイナースカード27,000円(税抜)
29,160円(税込)
27,000円(税抜)
29,160円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
1.000% ~ 1.200%
6,000円+消費税
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高1億円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
ANAおよびスターアライアンス加盟航空会社での旅や毎日の暮らしでポイント(マイル)が貯まる。

JALダイナースカード
初年度年会費年会費 2年目以降
JALダイナースカード28,000円(税抜)
30,240円(税込)
28,000円(税抜)
30,240円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
1.000%~2.000%
9,000円+消費税
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高1億円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
JAL便のフライトでも、日常のカード利用でもマイルが貯まる。入会搭乗で5,000マイル、次年度以降毎年初回搭乗時に2,000マイル。

デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
初年度年会費年会費 2年目以降
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード28,000円(税抜)
30,240円(税込)
28,000円(税抜)
30,240円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
1.500%
9,000円+消費税
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高1億円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
デルタ航空、スカイチーム加盟航空会社、スカイマイル提携航空会社のフライトでマイルが貯まる。貯まったマイルの有効期限無し。

MileagePlus ダイナースクラブカード
初年度年会費年会費 2年目以降
MileagePlus ダイナースクラブカード28,000円(税抜)
30,240円(税込)
28,000円(税抜)
30,240円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
1.000%
9,000円+消費税
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高1億円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
ユナイテッド航空およびスターアライアンス加盟航空会社での旅や毎日の暮らしででマイルが貯まる。入会で5,000ボーナス、継続で2,000ボーナスマイル。

BMW ダイナースカード
初年度年会費年会費 2年目以降
BMW ダイナースカード25,000円(税抜)
27,000円(税込)
25,000円(税抜)
27,000円(税込)
還元率ブランドETC家族カード
0.40%~1.000%
7,000円+消費税
海外旅行保険国内旅行保険海外ショッピング保険国内ショッピング保険
最高1億円最高1億円年間500万円年間500万円
概要
オーナー・ライフを彩るBMWオリジナル・サービスや、選ばれた会員だけのひとクラス上のサービスを。

まとめ

ダイナースクラブカードは、高級ブランドとして知られており、年会費も高いため、入会のハードルは高いイメージがあります。

実際に、最低ランクのカードでも、他の国際ブランドのゴールドもしくはそれ以上に相当するとされているため、そのイメージは決して現実と乖離しているわけではありません。

また、入会審査基準が厳しいことも、選ぶ上でのネックになるかもしれません。


ダイナースクラブというブランドは、人を選ぶカードであることは間違いありません。

多くの人にとっては、馴染みの薄いブランドのため、カードを選ぶ上での優先順位は決して高くないはずです。


しかし、それに見合うだけのクオリティとサービス内容を備えています。

ダイナースというブランド名に相応しく、一流レストランや料亭などのグルメ系に強い点が特徴です。

また、ラウンジ・優待サービスなどが充実しているというメリットもあります。


「本物志向」で、ワンランク上の上質なサービスを望む方には最適なブランドであると言えます。


ただし、実際の使い勝手はあまり芳しくなく、使用できない店舗もあるため、一番最初に手にするカードとしては適していません。

基本的には、経済的に余裕があり、2枚使い・3枚使いをする人が対象となります。

特定のシーンで効果を発揮する「サブカード」という使い方が本来の持ち味と言えるでしょう。


ダイナースクラブは、ステータス性を重視し、人とは違うクレジットカードを志向する人におすすめしたい国際ブランドです。


 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でクレジットカード比較サイトをフォローしよう!

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


NWbgJ[hOr